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■便秘の種類について
 
 
一口に便秘とっても、実はいくつかの種類に細かく分かれています。
 
 
多いく分けると、「機能性便秘」と「器質性便秘」の二つに分けることが出来ます。
 
 
機能性便秘は、便が腸の中で作られる過程や排便に何ら頭の障害が発生した場合におこり、一方、器質性便秘は、腸そのものに異変が生じたことにより排便に障害が生じます。
 
 
 
そして、機能性便秘は、以下の3つに分けることが出来ます。
 
 
(1)「急性便秘」
 
(2)「慢性便秘」
 
(3)「医原性便秘」
 
 
(1)の急性便秘は、一時的に便秘の症状が起こり、(2)の慢性便秘は、その名の通り、便秘の症状が慢性的に起こり、(3)の医原性便秘は薬の副作用によって起こる便秘です。
 
 
 
 
そして、さらに慢性便秘には以下の3つの種類に分かれています。
 
 
(1)「弛緩しかん性便秘」
 
(2)「直腸性便秘」
 
(3)「痙攣性便秘」
 
 
 
まず(1)の弛緩しかん性便秘は、大腸のぜんどう運動が低下したり、筋力が弱ったこと
によって起こる便秘でして、便秘を抱える患者全体の約8割程度が弛緩性便秘です。
 
 
 
 
■直腸性便秘の症状と原因について
 
 
次に今回のテーマである「直腸性便秘」は、便が直腸付近に溜まってしまう便秘でして吉田たかよし先生のYoutube動画でも解説されていますが、全体の約2〜3割り程度です。
 
 
直腸と大腸で起こる便秘は微妙に異なります。直腸性便秘は、何らかの原因で便が詰まる便秘でして、弛緩性便秘と異なり、食物繊維などを採っても問題が改善されてません。
 
 
直腸までは便が降りてくるのですが、それ以降は通りにくくなるため溜まってしまいます。
 
 
直腸に異常があるときには、起こる症状でして、直腸の腸管大きなは大腸よりも太いことから、いざ便を出そうと思っても、溜まる便も太くなってしまうのも問題です。
 
 
硬くて太い便が腸内で作られていく過程において水分を徐々に失っていきます。
 
 
そうなると便が必然的に固くなり、排出するのが非常に困難になってしまうのです。
 
 
本来あであれば骨盤底筋をゆるめたり締めたりしながら便を排出するのですが、奇異収縮といって、便を出そうとすると骨盤底筋が逆に締めつけてしまうのです。
 
 
そうすると、排便どころではなく、ひたすら不快な状態ですごさなければなりません。
 
 
女性の場合は便が硬い状態で溜続けると「直腸瘤」といって腸が飛び出してしまい、子宮を傷つけるこになるので、間違った自己診断による便秘対策を行なうのは非常に危険です。
 
 
それ以外にも、痔や大腸がんの原因となるので、早めに医療機関を受診しましょう。
 
 
 
 
■直腸性便秘を改善するには?
 
 
直腸性便秘を予防するための方法についてですが、まず日常的に便意をガマンしないことが大切でして、朝食後にトイレに行くことを習慣化することが大事です。
 
 
また、1回のトイレは3分以内で済ませるようにしてください。
 
 
あまり時間をかけて排便しようとすると、排便=長時間力み続けることと、脳と体が勝手に認識してしまい、骨盤底筋を締めつけ、ますます排便が難しくなってしまいます。
 
 
そして、排便のときの姿勢ですが、苦しくない程度に前屈みの状態で踵を少しあげた状態で力むと排便しやすくなりますが、このとき全身で力むのはやめてください。
 
 
繰り返しになりますが、あまりにも便秘の状態が酷い場合は、医療機関を受診しましょう。
 
 
専門の診療科は消化器内科です。もし消化器内科がない場合は内科を受診して下さい。
 
 
 
 
出典:【吉田たかよし】